「精霊の守り人」から始まる上橋菜穂子の守り人シリーズ全10巻を読みました。女短槍使いバルサと新ヨゴ国の皇子チャグムを中心に、カンバル、ロタ、サンガル、タルシュの国を股にかけた壮大な歴史ファンタジー。すべて創作の世界だが、王国の成り立ちや文化、政治制度など緻密な舞台設定を背景に、魅力的な登場人物が互い活躍する。すばらしい物語です。
NHKでは、来年4月からは綾瀬はるかをバルサ役に起用して大河ドラマ形式で3年にわたり放送するそうです。以前、精霊の守り人をアニメで見たときに、もし実写で創るなら誰がバルサ適役?と思っていました。なるほどです。彼女に期待しましょう。