大石英司の「尖閣喪失」を読みました。中国が日本の政権交替の混乱を利用して、密かに尖閣に武装兵を上陸させる行動を起こし、日本側は事前に察知し防御態勢かためて待ち受けるというストーリー。
攻撃・防御それぞれの作戦もなかなかよく考えられていて読み物としてわくわくしました。それ以上に結末がすごいです。尖閣防衛に関して何が一番大事かということがよくわかります。石垣や与那国の人たちが不安にかられるのがよくわかります。