最近興味をもっているのが、古代ローマ帝国の話です。ローマ帝国の歴史については、ほとんど勉強らしいことをしてませんでした。映画「グラディエーター」を見てから少し興味がわき、塩野七生という女性作家が書いている「ローマ人の物語」を読み始めてから、その歴史がとてもおもしろいことがわかりました。有名なハンニバルのローマ攻めや、対するローマ軍の大将スキピオの活躍ひとつとってもすごい話です。文庫本で１６巻まで出てます。
ＮＨＫスペシャルでもローマ帝国シリーズを放映していました。感動したのは、ポンペイという火山噴火によって埋もれた町の発掘です。火山灰に埋もれた遺体がやがて朽ち果て、中が空洞になり、鋳型になってその部分に石膏を流し込むことにより、埋もれた当時の人体が復元されているのです。
水道や公共浴場完備、食料の無償配給もあった都市生活などが、２０００年も前に可能だったなんてすごいですし、軍隊の維持や税金、市民権制度、元老院制度などそれなりになかなか合理的なシステムになっています。ローマ帝国の歴史はおもしろい！！
