NHK大河ドラマ「功名が辻」スタートしました。第1印象は、まずまずですが、「一豊」と「千代」の出会いをドラマチックにするため、数多くフィクションが盛り込まれたのは、しょうがないのでしょう。
それよりも、気になったのは、登場人物の実年齢と、演じる俳優の年齢の落差です。
第1回放送の「桶狭間の戦い」(永禄3年、1560年)当時、織田信長は、天文3年(1534年)生まれなので、26歳。豊臣秀吉(木下籐吉郎)は、天文5年(1536年)生まれ、当時24歳。徳川家康は、出番がありませんでしたが、天文11年(1543年)生まれで、17歳。主役の山内一豊は、天文14年(1545年)生まれで、当時若干15歳。
今回の放送では、館ひろしの織田信長は、すでに天下統一目前という貫禄。柄本明の木下籐吉郎は、信長の馬の後ろから走るのは無理では?という感じ。
女優陣もそうで、ハイビジョン100インチ画面で、1年間、石原さとみの「静」や、上戸彩の「うつぼ」とか見ていたため、今回は、いきなり浅野ゆう子の「ねね」が出てきて、びっくりしました。
主役人物の全人生を描く大河ドラマは、後半生の演技もできないといけないため、こういう配役になったのは、しょうがないのでしょう。私が過去に見た「武蔵」、「新撰組」、「義経」は、どちらかというと、短命または活躍した期間がわずかということで、配役も若い人が多かったのでした。
それにしても、物語は日本の戦国時代まっただ中、一豊が60歳で死ぬまでほぼ戦争ばかりしていたようなものだ。このころ20代の信長や秀吉のような人は、今でいうと、企業買収などでいろんな企業をのっとっている孫さん、三木谷さん、堀江さん、政治で言うと、まずは小泉さんとかということになるのだろうか。
本日の体力作り:腹筋20回、腕立て伏せ40回
本日のクラリネット:エリートB♭ 3時間