Rudolf Uebel A管登場(3)

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Rudolf Uebel A管登場(3)

 今日は朝からずっとクラリネット三昧の1日でした。午前中は北谷まで行って、ブラームスのクラリネットソナタ2番と、トリオを練習。午後は、Uebelの分解掃除と練習。
 ベーム式よりキー構造が複雑なエーラー管をいきなり分解掃除するなんてちょっと危ないのですが、Uebelの鳴りがいまいちなので、トーン・ホールの掃除をしたかったのです。

 以前、アマティのE♭クラリネットを中古で購入したとき、鳴りが悪かったので、分解掃除をしてトーン・ホールやタンポを拭き掃除したら、結構良くなったのです。
 今回も同様な結果を期待して分解掃除してみました。ただし、キーメカニズムが複雑なので、十分注意しながら、まずは比較的簡単な上管から実施。結果は上々で掃除前に比較して音の出がよくなった気がします。

 ついで、下管に挑戦。結構複雑です。キーをはずす順序を検討し、元に戻せるよう位置関係を確認しながら分解します。上管の3倍ちかく時間がかかりました。写真は、終了直前の状態です。やはり、キーをつける順序を間違えたり、複数のキーを同時につけないとうまくいかなかったりしました。
 元通りに取り付けられたので、チェックのため吹いてみます。ところが、実音A♭(キーを全部押す)がうまくでません。掃除前はこんな状態ではなかった。おそらく、一番下のタンポが完全にふさがれていないのが原因です。

 見たところ、少しだけ密着度が足りないような感じ。しかし、取り付け自体は見た目では問題ない。しばらくしてから、取り付けネジの閉め方が緩いのに気づき、完全に締めたところ、問題解決!。これで分解掃除以前より吹きやすくなったのは間違いありません。また、分解掃除により以前の所有者の垢を落として、ようやく自分の物になった感じがします。

 メカニック的に僕のできることはここまで、あとはひたすら練習あるのみなので、ブラームスのトリオ1楽章を練習。ベームだとそんなに難しいところはありませんが、エーラー初心者の私は、最初の有名なテーマさえ、うまく吹けない!!
 2時間くらい延々とさらってようやく、ひょっとしたらある程度は吹けるようになるかもしれない・・、という気がしてきました。(^_^)b

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