◎のヴァイオリニストですね。N響とのベートーベンのVn協奏曲第1楽章だけ、昨日の芸術劇場で放送してました。
かのロジャー・ノリントンの指揮なので、N響が古楽器式演奏。ノン・ビブラート、アクセント強調型の演奏でおもしろかったです。
オーケストラと若干ピッチがずれ気味なのが気になりましたが、いい演奏だったと思います。特に、自作のカデンツが、確かにすばらしかったです。
彼女の演奏は、その前に、イタマール・ゴラン(うろ覚え・・)のP伴奏で、シューマンとR・シュトラウスのVnソナタを見ました。両方とも初めて聞く曲でしたが、大変楽しめました。
もちろん、VnもPも大変上手ですが、彼女のアインザッツやアイ・コンタクトなど伴奏との合わせ方がすごく自然で素敵ですし、演奏しながら時折笑顔が浮かぶのが、よいと思います。
シューマンはまさにロマンチックそのもの、私はクラリネット吹きなので、もちろんシューマンの幻想小曲集など吹きますが、同じムードですね。
対しまして、R・シュトラウスのVnソナタは超絶技巧です。どうやって合わせることができるんだろうと、いうくらいソロもピアノもテクニック的に難しそうでしたが、それを難なく弾いてました。
ちなみにこの写真は、右上にNHKEのロゴが見えているとおり、DVD録画を画面キャプチャーしたものです。そのままだと720×480サイズと、縦長になるので、フォトショップで、横を768に変更しました。