今のアメリカがわかる本

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 2001年1月にブッシュが大統領に就任してから今年初めくらいまでの、アメリカ外交の経緯がわかりやすくまとめられているのが特徴。

 当初ブッシュはネオ・コンサーバティブと呼ばれるグループの政策を採用したため、イラクに集中し、イランや北朝鮮は無視したため、両国に勢いを与えてしまった。
 イラク民主化については、楽観的な見通しから、イラクの現状に合わない対応策とってしまった。

 結局イラクがうまくいかず、2006年の中間選挙で共和党が大敗したので、ネオ・コンサーバティブグループが政権から去り、ようやく政策転換が図られつつある。北朝鮮やイランとの対話促進という方向を示唆しており、実際に5月現在その方向に動いている。

 2008年の大統領選挙では、共和・民主両党とも中道・現実派の候補者にしぼられると予想しているが、当然のことだろう。
 され、それまでにイラクやアフガニスタンは、どうなっているのだろうか。

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