夜が長くなると、DVDを見る機会が増えます。12月1日は確か映画の日だったと思いますが、DVDレンタル屋さんも、旧作100円でレンタルしていたので、今まで気になっていた「プラネテス」全9巻を借りだし、見てしまいました。
原作は、幸村誠のコミック。2075年の未来、地球の周りに漂う危険なスペース・デブリ(宇宙ゴミ)回収作業に従事する若者たちを描いた作品。途中から木星への探査船計画と、宇宙テロリストが絡んできます。
谷口悟朗の監督で、NHKがアニメ化したものを、何回か見ていましたが、今回DVD全9巻(26話)を一気に見てしまいました。実は、debrisという英単語もこの作品で覚えました。
SFの醍醐味である、科学的な裏付けが本格的なのがよいです。間違いなくアニメでは世界一の宇宙空間描写だと思います。実写映画では、もちろん「2001年宇宙の旅」。
宇宙では音が聞こえない、無重力空間と、月面での1/6重力の違い。木星までの往復に7年かかるなど・・・・。アニメでここまで描き、おもしろく、なおかつ感動する作品になっているのが、すばらしい!