法医学教室の午後

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houigakukyousitu.jpg  ずいぶん前の本で、古本屋で1冊100円でした。 「法医学」の世界ですから、書かれていることは、自殺や事故死をめぐる非日常的な事柄ばかり。

 内容は、昭和30年代から40年代を中心とした時代の、当事者のいろいろな側面・背景にまつわる話が多く、直接の修羅場的な説明は避けられていますので、わりと読みやすいです。

 しかし、一つ一つを掘り下げると、本当にこんな事が可能なのか?とか、「人生」とはなんぞや?と考えさせられる、なにがしかのドラマが見えてきます。
 このあたりがこの本のおもしろさでした。

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