私の所属する沖響の定期演奏会も無事終了し、通常のクラリネットで出る演奏会は本年はすべて終了。
今年は、7月にベートーヴェンのピアノ協奏曲5番と、この間のサン=サーンス/ピアノ協奏曲第5番(奇しくも番号が同じ・・)と、ピアノ協奏曲を2曲も吹く機会に恵まれました。
残念ながら、ベートーヴェンでは納得のいく演奏ができませんでした。原因はいろいろありますが、結局私には合わない曲だったのかと・・・。ミューズは私に微笑んでくれませんでした。
その後、サン=サーンスの練習に入り、こちらはひょっとすると音楽的には自分に合っていそうだと思いつつも、マウスピースが試行錯誤状態でうまく吹けない。
写真に写っているたくさんのマウスピースは、試行錯誤の残骸です(;´_`;) そういえば、マーラーの「復活」の時もこんな感じでした。
結局、9月に900円程度で落札したポマリコの傷有りクリスタル・マウスピースが最終結論となり、本番では、ある程度納得できるフランス音楽っぽい音が出せました。
そうそう、サン=サーンスのピアノソロは大城英明さん。素晴らしい演奏でした。おかげで、私の演奏経験の中でも記憶に残る協奏曲伴奏になりました。大城さんに改めて感謝!