久しぶりにSFを読みました。J・P・ホーガンの「プロテウスオペレーション」
世界のほとんどがナチス・ドイツや大日本帝国などの枢軸諸国に支配されている「1974年」、自由世界の最後の砦、アメリカは生き残りをかけて、1939年にタイムトラベルによって、歴史を変えるべく「プロテウス部隊」を送り込む・・・、というストーリー。
おきまりのタイムトラベルものですが、単純に以前の状況を変えたら未来がよくなるか・・・というところの考え方が少し変わっています。また、歴史や人物描写がまあまあだし、1939年に移動した部隊のストーリーもスリルに満ちており、割とおもしろく読めました。
J・P・ホーガンは、「星を継ぐもの」、「巨人たちの星」、「ガニメデの優しい巨人」3部作など、好きなSF作家の一人です。