東京ブダペストアンサンブル

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 2009年1月12日にパレット市民劇場で開催。去年も聞いたクラリネットのカールマン・ベルケシュの主催するアンサンブルで、ほかに奥さんのVnベルケシュ砂川亮子、Vaシャーンドル・ナジ、P阿久澤政行というメンバー。


 曲目は、モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲No.2変ロ長調、同じくケーゲルシュタット・トリオ、フランクのヴァイオリンソナタ、バルトーク/コントラスツ。

 1曲目の二重奏曲はVnの砂川さんがあまりさらっていないのでは?という感じ。Vaは上手でしたが、Vnがどうもぎこちなく聞こえました。

 ケーゲルシュタット・トリオは割と有名なクラリネット、ヴィオラとピアノの三重奏です。ピアノが結構上手でしたし、ベルケシュはうまくヴィオラにあわせボリュームコントロールをしていて、アンサンブルとしてよかったと思います。楽しく聞けました。ベルケシュの音色は、いわゆる「きれいな」音ではなく、明るめでよく響く音です。私はこの手の音は好きです。

 フランクのVnソナタは超有名曲。1曲目のモーツァルトのおかげで少し心配でしたが、こちらはきちんと演奏していて、Vnがきれいでした。ピアノはときたま大きい箇所もありましたが、全体はすばらしかったと思います。今回の演奏会の中で一番印象に残りました。

 最後はバルトークのクラリネット、ヴァイオリンとピアのための三重奏。「コントラスツ」という名前が付いています。バルトークらしい速いパッセージや、民謡主題が特徴です。有名な「オーケストラための協奏曲」に似た響きが聞こえてきます。

 この曲は超難曲です。バルトークがアメリカに渡ってからの作曲で、あのベニー・グッドマンが作曲を依頼したらしいです・・・・。ベルケシュはハンガリー出身なのでバルトークはお手の物です。息のあったよい演奏でした。

 おもしろかったのはプログラムの演奏者名表記。ハンガリーは、日本と同じく姓名の順で表記するのが正式なのですが、演奏者名は通常に、カールマン・ベルケシュと欧米風でした。ところが、プログラムに掲載されていた駐日ハンガリー大使の挨拶ではさすがに、ベルケシュ・カールマンと表記されていました。

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