久々に音楽の話題。この長い名前のオーケストラをすでに知っている人は、かなりのクラシック通。まだ知らない人は、必見・必聴です。
昨年末の初来日演奏会を一部だけNHKBSで見ました。ほぼ終了間際で、チャイコフスキー5番の最終楽章でした。
まずメンバーが若い(当たり前か・・・)のに、ものすごくうまいのにびっくり。指揮のグスターヴォ・ドゥダメルもすばらしい指揮。
メンバーがお互いに顔を見合わせ(アイ・コンタクト)ながら、とても楽しそうに演奏しているのが印象的。
アンコール1曲目は、バーンスタインのウェストサイド組曲から、確かシンフォニック・ダンス。これが・・・、すごい!。難曲なのに、彼らは演奏しながら体はほぼ踊っている。楽しそうに、しかも簡単そうに、そしてとてもうまく演奏している。このオーケストラはいったい何なんだ・・。
アンコール2曲目は、南米の作曲家(確かヒナステラ)の曲だったが、バーンスタインにもまして難曲風。ところが、これもいとも簡単に演奏する・・・ばかりか、最後はほぼ全員が演奏しながら、踊り出すは、楽器はくるくる回すは・・・。
指揮者は、皆が踊り出したら退場してしまった。そしてその後も、難しいはずの曲は一糸乱れず演奏されていた。
いやー、ぶったまげました。もちろん、聴衆は最高に盛り上がり、ほぼ全員スタンディング・オベーション。
Web検索すれば、なぜこのオーケストラがすごいのかわかります。まだ知らない人は是非検索してみましょう。
ちなみに指揮のドゥダメルは、今年若干29歳でとロサンゼルス・フィルの音楽監督就任とのこと。