ジョーカーがずっと顔を出しているのは私も怖いので、早めに更新・・・(^_^)
5月3日(日)に、大勝秀也さんを指揮・代表に迎えているアンサンブル響の演奏会を聞きました。場所はシュガーホール。曲目は、グリーグ/ホルベルク組曲、モーツァルト/セレナータ・ノットゥルナ、バッハ/ゴルトベルク変奏曲
アンサンブル響は、県内の弦楽器奏者を主体とした弦楽アンサンブルです。はじめて聞きましたが、なかなかよい演奏でした。
グリーグはすがすがしい曲で、北欧の響きが耳にとても心地よい演奏。モーツァルトのセレナータは、昔レコードでよく聞いていたものでした。弦楽以外にティンパニだけ入るのが変わっていますが、聞いていると、弦楽器の音の中からトランペットの音色が聞こえてくるので不思議です。ひょっとして私の聞いたレコードはTpがはいっていたのかも・・・。
後半のゴルトベルク変奏曲はバッハの名曲です。本来ならチェレスタあるいはピアノの曲。今回は、指揮者の大勝さんが弦楽合奏に編曲したものを聞きました。
問題は、私は変奏曲を聞くのが苦手で、その中でもこの曲は大の苦手です。有名なグールドのCDでも、私は途中で眠くなります・・ので、今回は最後まで聞く自信は全くありませんでした。
案の定、数曲目くらいで目を閉じるようになりました。ところが、我慢して聞いているうちに、おそらく半分すぎくらいから、段々と雰囲気がわかってきました。
ピアノだと一つの楽器から音が出てくるわけですが、今回は弦楽アンサンブルなので、楽器の違いにより、左右、時には前後、そして音域がきちんと分かれて聞こえます。
その効果を意識して編曲されているのが感じられました。なるほど・・・と思い始めると、集中して聞くことができ、後半は楽しく聞けました。