4月24日開催のクラリネットフェスティバルin沖縄において、フェスティバルアンサンブル沖縄の一員としてバセットホルンを吹きます。
アルトクラより一度高いinFの楽器ですが、アルトクラと違い、通常の吹奏楽では使われません。
クラシック音楽の世界では、モーツァルトのレクイエムと、グラン・パルティータ、そして、メンデルスゾーンのコンチェルト・シュトゥックが私の知っている使用例です。
最初はアルトクラを吹いていたのですが、ついついつられてこの楽器を吹くことになりました。が、正直、手に負えません。メーカーはセルマーですが、細管といって、通常のクラリネットのマウスピースで吹く楽器です。楽器は借り物です。調整に出せばよかったのですが・・・。
もう一つ、太管というのがあって、これはアルトクラリネットと同じマウスピースで吹きます。細管は吹きにくいというのが定番らしく、やはり・・という感じですが、そもそもこの楽器は、下一線のシ~ソが鳴りません。
今回はとにかくミス・トーンを出さないというのが目標です。このあたりの特殊クラリネットは、指の押し加減が緩いと、ホール中に響き渡るようなミス・トーンが発生するので・・。
ただし、某音楽隊から来ている方は、クランポンのプレスティージのバセットホルンで、とても柔らかい響きの音を出しています。本来の音はああいう音なんだと思います。
また、今回この楽器を吹いたことによるメリットもあります。それは、指や腹筋が鍛えられて、通常のクラリネットを吹くと、数段軽く吹けるということです。若かりし頃を思い出します(^^;)