10月30日に沖縄交響楽団創立60周年記念演奏会でマーラー5番トップを吹きました。やはり今回もいろいろ迷いました。本番2週間前のホールリハまでは、割と定番になっていたB45ライヤーと写真下のリガチャーだったのですが、ホールリハの録音を聞くと、かなりクラの音がきつく聞こえたので、マウスピースを変更することにしました。
新品マウスピースも2個買いましたが、結局写真上のように買いためてあったB40シリーズから選び、リガチャーはチャールズ・ベイのゴールドを使用しました。この組み合わせだと、あまり突出せず、まあまあ主張できる感じで鳴ると思いました。
当日のホールリハを録音しておけば、鳴りの違いがはっきりしたはずですが、その余裕はありませんでした。マーラー5番にはベルアップが21箇所もあり、当日リハまで危ない状況だったので、ひたすら楽譜をさらってました。本番は目立ったミスもせず、どうにかこなせたのでほっとしました。一番こわかったの5楽章の出だしのソロもなんとかクリア。マーラー5番で目立つTpやHrはじめ他の楽器もほぼ完璧にできていたのでよかったです。
今回の録音はてだこホールのマイクではなく、きちんとした録音家の方が担当され、各パートごとにマイクセッティングで、ミキシングもきれいにやってもらっていると思いますので、録音を聞くのが楽しみです。
写真下のマウスピースは去年リムスキーのスペイン奇想曲で吹いたときのセッティング。チャールズ・ベイのマウスピースと今まで使っていたリガチャー。スペイン奇想曲のクラソロは冒頭でフルオケをバックにやるので、この組み合わせ以外考えられませんでした。