2006年12月アーカイブ

B40  一昨日某室内管弦楽団の練習中に、マウスピース(B40プロファイル88)をフローリング床に落としてしまいました。
 「たる」も付いていたのに、なぜかマウスピース先端から落ちたようで、結果、写真のように先端が欠けてしまいました。

 クラリネットを吹いて30数年、初めての体験です。しかもこのマウスピースは、モーツァルトの協奏交響曲のときと、この間のマーラー「復活」の時と、大事な演奏会でお世話になったものなのに・・・。
 もう使えないのですが、お世話になったので「記念品」として大事に保存しておこうと思います。

 このマウスピースより少し吹きにくいですが、通常のB40を持っているので、とりあえずこちらを使うことになるのでしょう。

 多難な年末を象徴する(締めくくる?)出来事でした。あと1日なのでもうこれ以上、不幸な出来事は起きて欲しくないです。

アナログ回帰

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PS-X600  いわゆる「オーディオ」を、レコードやCDにより、「原音」に近い再生を試み、感動を得る方法だと定義すると、私も、CD再生でオーディオ的な追求をした時期もありました。近年はこのようなオーディオ的な聴き方や再生をしなくなっています。

 原因はひとえに、プロジェクターを使ったAVシステムに興味が移ってしまったことにより、どうしても純オーディオのシステムが組めないからです。

 その点、レコード再生は、オーディオ的なものでなくても、何となく「癒し」を感じます。ひょっとすると「懐かしさ」かもしれません。そしてもう一つ、CD再生にはない、「機械」的なおもしろさもあります。
 
 今回は、「機械」的なおもしろさをもった、ソニーのPS-X600というプレーヤーを落札しました。26年前の古い機械ですが、引き締まった黒色、「バイオ・トレーサー」という全自動調整アームに加え、そこそこの重量感などが特徴で、ついつい手が出てしまったのですが・・・。

 何と、カートリッジを取り付けるシェルが専用なのに、写真を見るとわかるように、落札したものにはシェルはついていません。うーん?!
 まさかそんな代物だとは・・・。おなじバイオ・トレーサーでも、アームが曲線のものは、通常のシェルなのに、このシステムだけが専用なのです。トホホ・・・。

 ということで、今のところ使用不可です。(-_-;) ソニーに問い合わせしたら見つかるのだろうか・・・。

 NHKBSハイビジョン放送で録画しました。本編だけでも4時間を超える長いバージョンです。今までのD-VHS録画では、どんなに頑張っても3時間が精一杯だったのですが、HDD録画は空き容量さえあれば、何の苦労もなく何時間でも録画できてしまいます。ここでも機械の進歩に感謝です。
 さすがに見るのに2日かかりましたが、ハイビジョン画質は最高ですし、音声もAACながら5.1サラウンドでなかなかの迫力。
 加えて特別編ということで、付け加えられた(というか、復活した?)シーンも豊富にあり、やはり「指輪物語」の全容を理解するには本来この程度の長さが必要なのだと思いました。

クリスマス・メドレーを2曲と、ジャズ・スタンダードなど6曲をカラオケCDの伴奏で録音してみました。
「星に願いを」と、「アルフィー」は、10月に録音したもの。残りは今回の録音です。

 楽器はエリート初期型、マウスピースはB40に戻り、リガチャーをバンドレンのひも巻きリガチャーにしました。好みの音色と吹き心地なのでしばらくこの組み合わせでいくつもりです。

1曲目 きよしこの夜~ジングル・ベル 2曲目 もみの木~おめでとうクリスマス 3曲目 星に願いを(When you wish upon a star) 4曲目 ワルツ・フォー・デビー(Waltz for Debby) 5曲目 スターダスト(Stardust) 6曲目 イパネマの娘(The girl from Ipanema) 7曲目 アルフィー(Alfie) 8曲目 テイク・ファイブ(Take five)

庄司紗矢香

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庄司紗矢香  ◎のヴァイオリニストですね。N響とのベートーベンのVn協奏曲第1楽章だけ、昨日の芸術劇場で放送してました。

 かのロジャー・ノリントンの指揮なので、N響が古楽器式演奏。ノン・ビブラート、アクセント強調型の演奏でおもしろかったです。
 オーケストラと若干ピッチがずれ気味なのが気になりましたが、いい演奏だったと思います。特に、自作のカデンツが、確かにすばらしかったです。

CPRMのこと

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PowerDVD5 今までDVDレコーダーをほとんど使っていなかったために、この問題に遭遇することはなかったのですが、今回のDV-AR12の購入に伴い取り組まなければならなくなりました。

司馬遼太郎が考えたこと5  司馬遼太郎のエッセイ集15巻の第5巻を読みました。1970年2月~1972年4月までのエッセイを集めてあります。
 中で印象に残ったものは、

ユダヤ教vsキリスト教vsイスラム教  ローマの歴史やら、ダ・ヴィンチ・コードやら読んでいると、どうしてもこれら3つの宗教の知識がないと今ひとつ理解できません。
 この本は、以前読んだ「宗教がわかれば中東情勢がわかる」と比べると、格段に質はよいです。おすすめです。

 3つの宗教の特徴、成り立ちなどわかりやすく、しかもある程度客観的に説明されている。まだ読み込みは足りませんが、時々読み返してみたい本です。
 特にサラセン帝国の最盛期には、ギリシャ文化の見直しや、当時最先端の科学研究がバグダットでなされていたこと、また、イスラム教は決して征服宗教ではなく、寛容の精神もあったことなどがしっかり書かれています。

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