2006年7月アーカイブ
次世代WindowsとなるWindows Vistaのβ2をゲットし、私の所有するPCの中で最高のスペックPCに、64bitVistaをインストールしました。
XP登場以来久しぶりのOSバージョンアップです。XPに慣れ、個人レベルではほぼ完璧なシステムとなっているので、敢えてOSを変更するメリットは感じないのですが・・・、仕事柄、どうしても新しい動向は追わないといけないので、しぶしぶインストールです。
ところが、体験すると・・・なかなかです。Aeroという呼び方でしょうか。画面デザインが非常にしゃれていて、XPに戻ってみるとやはり古く?なったんだと思わせる感覚です。
予想通りマルチメディア系統が充実してきており、DVD作成が標準ででき、ムービーメーカーもかなり使いやすくなっています。
ただし、マシンスペックはかなり要求します。ストレス無しに使うためには、メモリー700MBが最低ライン。1GBはあったほうがよいでしょう。
また、なぜか私の環境ではインターネットが非常に遅く、実用に耐えない。また、64bit版なのでソフトが全くなくソフト面の状況は全く確かめられませんが、付属のフリーセルなどのゲーム画面がかなり立体的かつ派手になっていて、今はまっています。(^_^)b
あまり記憶力はない私ですが、なぜか東ローマ帝国が滅んだのは、1453年とはっきり覚えています。
かのローマ帝国が395年に東西分裂後、東ローマ帝国は、ビザンチウム(コンスタンティノープル、イスタンブール)を帝都として、それから1,000年以上も続きました。
しかし、帝国末期はどんどん領土が減り、東にイスラム教勢力のオスマン・トルコが成立すると一段と勢いがなくなり、ついには、コンスタンティノープルだけが残りました。
この本は、帝国の最後、オスマン・トルコ軍に攻撃された帝都コンスタンティノープル陥落の様子を再現したものです。
実際にその当時コンスタンティノープル陥落に立ち会った人たちが、陥落後生きながらえて、回想録などを残しています。作者はそれらを元に、陥落時の様子をローマ側、トルコ側双方から、生き生きと再現しています。
久しぶりに読みながらわくわくしました。この本はお薦めです。
歴史上の重要な時点において、実際の歴史とは違う結果につながる資料や文書などが存在する。この本はそんな資料を集めた本です。
たとえば、アポロ11号の月面着陸が失敗した時のための、ニクソン大統領の演説原稿。そういうのが用意されていたのです。
たとえば、原爆投下による民間人への被害を最小限にとどめることが必要だと考えていたトルーマン大統領の手紙。実際には、彼は広島・長崎に原爆投下を決定した。
いろんな事態の進行中、複数の結果があり得た場合に、実際にはどうなったのか。これを考えると、歴史の重みが感じられる。
今一番考えるのは、ブッシュ大統領のアメリカが、イラク攻撃をしていなければ世界はどうなっていたのか。