2007年12月アーカイブ
硫黄島は、最近注目を浴びてきています。理由は、やはりクリント・イーストウッド監督の映画「父親達の星条旗」、「硫黄島からの手紙」。
太平洋戦争中唯一、米軍側戦死傷者数が日本軍を上回った戦闘で、日本軍はそれまでの突撃だけの無駄死に戦闘をせず、陣地を有効活用した本来の防御戦闘を繰り広げ、米軍の占領を1ヶ月食い止めた。
その日本軍守備隊最高指揮官がこの栗林忠道。
騎兵出身でアメリカ通だったという、異色の人間です。戦い方も今までと違った。クリント・イーストウッド監督もこの事実に興味を持ち映画化したようです。
こういう人が、日本軍全体の最高指揮官であれば太平洋戦争も別の戦い方になっていたのでしょうが、残念ながら「坂の上の雲」の明治時代ならともかく、大正以後は、このようなタイプの人は、あまり出世できなかったようです。
しかし、この本の限界は、栗林中将を褒め称える本であるということで、その後の残存日本兵の悲劇については、あまりふれていない。
自分の皮膚細胞をもとにips細胞を作り出して、体のいろんな部分に埋め込むことにより、損傷したり、悪くなったりした臓器の再生ができるようになるということです。
この「人体再生」は、2000年ごろに書かれたもので、人体臓器の再生研究についていろいろ紹介しています。
さすがに今回のips細胞はまだ紹介されていません。実はこの手の知識は皆無だったのですが、今回偶然この本を読んでいるところでした。
医学・生物系用語が難解で、2度読み返しても、あまり頭には入っていませんが、要は、臓器移植から再生へ、ということだと思います。
火傷などは患者の皮膚細胞を3000倍くらいに培養増殖して貼り付けるのが、ほぼ確立されているようです。ES細胞やips細胞がすごいのは、体のどんな部分にも成りうるらしい。
今まで医療関連は興味が無く、今回初めてこの本を読みましたが、人体再生以前に、いろんな手術の現状や、アメリカやロシアの移植臓器供給システムの話が興味深かったです。
BSデジタル放送を録画して、初めて見ました。これもあまり期待していなかったのですが、しっかり作られ、心温まるいい映画です。
なんといってもトム・ハンクス初主演映画で、わ・・・若い!彼のデータを調べると、このとき20代後半。このころは非常にスリムで、ピノキオのような特徴のある鼻が本当に目立ちます。彼が最初コメディ俳優だったというのは十分うなずけます。
ダリル・ハンナの名前は、エンド・クレジットを見てどこかで見たような名前だと思ったのですが、しばらくして、「ブレード・ランナー」の、かわいそうなレプリカント役だったことを思い出しました。
この映画では、とてもきれいな人魚役がよいですね。人魚という設定なので、言葉の習得や、食事の仕方など描き方に、おもしろみがあります。ただ、どうもこの設定も、またどこかで見た気がする。
そうそうミラ・ジョボビッチの「フィフス・エレメント」です。もちろん、1997年製作の「フィフス・エレメント」がパクリでしょう。いずれにしても、よい映画でした。
導入時、最初に指紋登録をし、Windowsのユーザー名と、パスワードを登録すればOKです。これは問題なくできます。
登録後再起動すると、Windowsのユーザー認証画面の代わりに、指紋照合の画面が出ますので、登録した指を照合装置において、照合します。指紋照合でき、PC画面が表示されたときは、感動すら覚えました。
大事なのは照合時の指の置き方で、照合できるようにきちんと指を置かないといけませんが、慣れてくるといい加減になり、照合できず指を何回も置き直すようになりました。
これが問題です。はっきり言って、1回で照合できず何回も指を置くのが苦痛になります。結局、パスワードを自分で入力するのが、はるかに確実だと思いました。
そこで思うのが、PCを使ったいろいろな機能のうち、一般のユーザーには、あまり普及しないものがあることです。
一つは、自分の声でPCを操作したり、文字入力したりできる音声認識です。やろうと思えばできるのですが、現実には、普通の人は使いません。 なぜか? 留守番電話に伝言を入れるかどうか、考えてみればすぐわかります。
もう一つは、いわゆるテレビ電話。携帯電話や、PCのメッセンジャーソフトを使えば、簡単にテレビ電話ができますが、実際には遠距離恋愛などのようなケースでしか使われていない。
この指紋照合も、どうやらそういうものになりそうな・・・。
「ケータイ・ネット依存症への告別」という、副題が気になり購入。
便利さの追求だけでは、日本社会は壊れていく。特に、子どもたちがあまりにも携帯電話やインターネットへ依存することは、日本社会を駄目にするという警告の書です。
特に、長崎の女児殺害事件の状況分析(家庭環境、加害少女の心理)を元に、母親との「愛着」関係を大事にし、さらに事件の直接のきっかけとなったテレビや、インターネットの無制限な使用をやめるべきとしています。
子どものいる家庭においては、ノーケータイ、ノーテレビ、ノーネットデーをもうけ、家族内コミュニケーションを復活させることを、訴えています。
私も、家庭環境はともかく、インターネット関連では、携帯電話の接続制限機能の利用や、ウィルス防止ソフト、ブラウザソフトのアクセス制限、URLフィルターなどを有効活用し、有害な環境にはまらないようにすべきだと思います。
指紋についてはこれまでほとんど知りませんでしたが、最近外国人の出・入国チェックで指紋照合が開始されたので、ちょっと興味がわきました。
著者は、警視庁で指紋鑑識一筋、指紋の神様と呼ばれていたそうです。いろんな大事件に指紋捜査で関わってきた人ならではの話は重みがあります。
今では犯罪物のテレビ番組で事件現場のシーンに必ず登場するのがこの人達ですが、 昭和40年代まではあまり重要視されていなかったらしい。
例の3億円事件は、偽白バイに指紋が残っていたのだが、それを追求する捜査は不十分だったとのこと。もし事件後すぐに指紋照合が行われていればあるいは・・・。
他にも、地下鉄サリン事件実行犯は、手術で指紋を消していたが、掌紋(手のひら?)は消していなかったので身元がばれたとか。
せっかく指紋について勉強したので、PCのパスワード入力の代わりになる指紋照合装置を購入します。
パスワード入力は苦になりませんが、最近のノートPCには指紋照合がついている機種が多いので体験しておかないと・・。
原作は、幸村誠のコミック。2075年の未来、地球の周りに漂う危険なスペース・デブリ(宇宙ゴミ)回収作業に従事する若者たちを描いた作品。途中から木星への探査船計画と、宇宙テロリストが絡んできます。
谷口悟朗の監督で、NHKがアニメ化したものを、何回か見ていましたが、今回DVD全9巻(26話)を一気に見てしまいました。実は、debrisという英単語もこの作品で覚えました。
SFの醍醐味である、科学的な裏付けが本格的なのがよいです。間違いなくアニメでは世界一の宇宙空間描写だと思います。実写映画では、もちろん「2001年宇宙の旅」。
宇宙では音が聞こえない、無重力空間と、月面での1/6重力の違い。木星までの往復に7年かかるなど・・・・。アニメでここまで描き、おもしろく、なおかつ感動する作品になっているのが、すばらしい!
SF好きの私ですが、公開時の状況は全く知りませんでした。ひさしぶりにDVDを借りに行って見つけ、いかにもSFらしい舞台設定に興味をそそられ、あまり期待せずに見たのですが、これがvery good!
フィリップ・K・ディックの小説にありそうなダークな未来。映像もいろいろ処理されていて「荒く」見えますが、この手の映画が私は大好きです。とにかく最初から最後まで、緊張感が漂っていてすごいです。
「長回し」という撮影手法や、さりげなく未来的な部分を盛り込んだCGの使い方、ロック音楽の名作やクラシック音楽の使い方なども評価されているようです。
間違いなく、ブレード・ランナーやマトリックスに並ぶSF映画の名作だと思います。
