2010年3月アーカイブ

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 XPとVISTAの時は、プロバージョンをインストールしましたが、今回は3台のPCにインストールするのでHome Premium3台分パックを購入。まずは教室メインPCに64bitバージョンをインストールしました。


 ついでにHDD増設とCPUクーラー取り替えなどやりまして、そちらの方で結構手間かかったり、Windows7インストールも準備段階でもたつきましたが、インストール作業そのものはまったく問題なく終了。

 ドライバ関連も、ビデオやオーディオ、ネットワークなど通常のものはスムーズに動いています。

 昨年10月末の発売から半年ほど経過し、私が使用しているプログラムもほとんどWindows7に対応しましたので、逆に頃合いとしてはよかったと思います。

 心配された64bitバージョンですが、さすがにVISTAと違い、かなり対応製品が多くなっており、これを契機にPCも64bit化が進むと思います。

街道をゆく第1巻
 この有名なシリーズは、1971年から司馬遼太郎が亡くなる1996年まで、週刊朝日に掲載された紀行文です。文庫本としてはこの第1巻から第43巻まで刊行されました。


 基本は「日本人の祖形のようなもの」を探す旅です。私も「旅」してみたくなり、まずは第1巻から読みます。

 「湖西のみち」(琵琶湖西岸)では、朝鮮半島からの渡来人が居住していた、古代「楽浪の志賀」と呼ばれた、「穴太の黒鍬」と呼ばれる土木技術、朝鮮系と思われる地名、古墳群などから、朝鮮半島からの日本人ルーツを考える。
 また、朽木渓谷で織田信長を「助けてしまった」松永久秀の「人物」に思いをはせる。

 「竹内街道」や、「葛城みち」では、古代大和地域の種族や神々のありよう。鴨、安曇、出雲は古代種族名なのだそうだ。

 「甲州街道」(八王子)は、徳川家康の江戸入りの状況、八王子に配備された八王子千人同心、徳川慶喜の決断、勝海舟の江戸非戦戦略など。

 「長州路」は、「甲州街道」と逆に明治維新に活躍した長州藩やそれ以前の大内や毛利の人々。
 志士たちに多大な金銭支援をしながら明治政府に報いられなかった商人、高杉晋作と並び称せられるながら池田屋事件で死んだ吉田稔麿、百姓的な幕府の発想と、商人的な長州の発想などなど。

 いながらにして全国各地を司馬遼太郎の解説付き?で旅できます(^_^)

精霊の守り人
 上橋菜穂子原作のファンタジーアニメ。なかなかの傑作です。NHKBs-hiで放送されていました。


 ファンタジーなので時代や地域は不明ですが、雰囲気としては韓国あたりの数百年前くらいのイメージです。

 水の精霊の卵を宿した王子チャグムと、彼を守る女短槍使いバルサを主人公として、物語が展開していきます。ストーリーは大変おもしろいです。
 
 アニメとしては、バルサはじめ登場人物のアニメキャラクター化がすごくうまくいっていますし、風景や建物、文字などの文化的なところまで、細かい設定が素晴らしいです。第1話を見たときからはまってしまい、26話まですべて見ました。

 原作は読んでいませんが、このあと「守り人」シリーズで数冊あるようです。児童文学の世界では結構有名なようですが、ハリーポッターや指輪物語などと同じように、大人が読んでもおもしろいと思います。

 今から原作を読むと、このアニメの映像がすごく影響を及ぼすと思いますが、いい方向で及ぼすのではないでしょうか。

 なんといってもバルサが格好いい。実写化するとどんな女優さんがいいのかなどと考えてしまいます。

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