12)クラリネットの最近のブログ記事

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 ヨーゼフのクラリネット改良版を借りることができました。上下管のみで バレルとベルは以前のものです。まだまだ改良が進行中で、あともう少しで販売モデルとなるようです。


 一番気になっていたB♭管の音程バランス(上第1線のG付近がかなり高い)が良くなりました。

 左手薬指のホール位置(インライン配置)も修正され、2mm程度左手側にずらしてあります。また、左手小指で操作するB♭キーの長さも変更され、押し易くなり、これを使うアルペジオや音の跳躍がやりやすくなりました。

 レジスターキーはホールが管体から突き出ているので、キーも通常の物と違いホール部分で盛り上がっていますが、使用時の違和感はありません。スロート部分の音色のつながりが良くなりました。

 B♭管は今まで私が使っていた物に比べて、明るめ、軽めのサウンドになってきていますが、それでもヨーゼフ独特のまろやかな響きのある音色です。

 まだ、実験段階ですが、管体が変わったせいか、オプティマムリガチャーの逆向き使用も、元に戻したほうが、クリヤーで音のつながりが良いです。

 A管は段違いに吹きやすくなりました。モーツァルトの協奏曲や五重奏の一部パッセージなどクランポンで吹いても苦労していた部分が吹けるようになりそうな予感(^_^) 音色も良い方向に明るくなり、とてもいい音です。

 このバージョンでもかなりのレベルだと思いますが、最終バージョンがどうなるか、非常に楽しみです。

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 定期演奏会でのマウスピース関連セッティングは今まで同様、結構苦労しました。


 リードはヴァンドレンRue Lepic56の固さ3、マウスピースはB40プロファイルと紐リガチャーで最初は吹いていました。そのあと、リガチャーを替えたり、マウスピースを去年使ったクリスタルに替えたりと迷っていました。
 
 最終セッティングは、マウスピースは標準のB40、リードは固さ3の柔らかめリードを選択。そして、リガチャーは写真に写っているヴァンドレンのオプティマムです。

 ただし、オプティマムの取り付け方向が通常と違い、反対向きに取り付けてます。いわゆる逆ねじタイプの使い方です。オプティマムは、ねじが自分に見えるように取り付けるのが本来の使い方です。

 このセッティングのおかげで、ヨーゼフをうまくコントロールできるようになりました。通常向きだと音が拡散しすぎる感じですが、この向きだと割とフォーカスされて絞られるような感じ。

 残念ながらこの使い方は、私のオリジナルではありません。演奏会の2週間ほど前に、フランスの名人ポール・メイエのリサイタルをテレビで見ていたら、リガチャーががオプティマムに似ているのに気づきました。しかし、どうも向きが??と思ってよく見たら、このセッティングだったのです。

 おっ、これは!!と思って、すぐに楽器を取り出して試したら、Very good!! しばらくこのセッティングでいけそうです。

 今回はメイエ様に感謝しないといけません。ただこの向きだとねじが左手方向にあるので、調節しにくいです。このねじは外れないので、自分で向きを変えることはできません。メイエのは、ねじがちゃんと右手方向にありましたので、特注したのか、あるいはねじを外す裏技があるのか・・。

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  私の所属するオーケストラの定期演奏会が先日終了。2年ぶりにメインの1番クラリネットを吹きました。


 写真はヨーゼフB♭管とA管です。今回の演奏会ではB♭管のみ使用しました。3年ほど使ったクランポンのエリートとは逆に、ジョイント部分は金属部分が多いです。また、試奏時の象牙リング?付きベルとは違うものになりました。
 キーはシルバーも選べますが、ゴールド系が好きなので、パール・ゴールド?を選択しました。ちょっとピンクっぽい感じです。

 この楽器は、クランポンなど一般的クラリネットとはかなり作りが違います。
(1)管の内径、(2)左手人差し指で操作するスロートのソ♯、ラの音孔が縦並び、(3)左手薬指の下に別の音孔がある、(4)バレル(たる)の脹らみ、(5)ベルの口周りの出っ張り、でしょうか。

 また、バレル下部に金属の内管のようなものがあり、バレルを抜いても音色の差が出ないよう工夫しているそうです。

 ヨーゼフでは、その後もプロ奏者のアドバイスを元に改良を重ねており、昨日、最新バージョンを工房で吹かせてもらいました。楽器の「抵抗感」がかなり少なくなり、音色も少し明るめになっていました。いわゆる「吹きやすい」方向へ調整がなされているようです。

 左手薬指の通常音孔の位置は写真ではインライン配置で上の音孔と縦並びですが、通常は少しずらすのが普通と言うことで、改良版もずらしているようです。また、気になっていたファ・ドの左手小指替え指キーの長さも変更され、一連の改良で左手の動きがかなり改善されました。

 また、私の使っている楽器ではスロート音域の音色が「引っ込む」ので、スケールなどで音色のムラが割とあるのですが、改良型はかなり上下の音色とつながるようになりました。この方向で年末あたりに本格発売のようです。

 すでにクラリネットの雑誌「ザ・クラリネット」や、「パイパーズ」の最新号には記事が掲載されています。パイパーズでは何と表紙写真に採用されています。

 新バージョンが完成したら、楽器を交換してくれるとのことなので感謝です。今回の私の購入は(有料の)モニターという感じになりましたが、段々と楽器が変わっていく様子を見るのは楽しいですし、大変貴重な経験です(^_^)

 いずれにしても、ドイツ管風の音色や音の響きが特色なので、オーケストラやソロで吹くのには最適な楽器だと思います。この楽器でドイツ音楽やロシア音楽あたりのソロを練習すると、なかなかそれらしい雰囲気で演奏できます。

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 N響アワーでやっていました。


 最近、ちょこっと吹奏楽にも足をつっこんでいるので、大変興味が有りました。

 曲はショスタコービッチの祝典序曲や、ホルストの組曲第2番など。さすがにうまいです。

 クラリネットはN響のメンバー以外にもプロ奏者がずらっと並んでいましたが、その中に、沖縄県立芸大出身の川上君もいて2度びっくり。

 そのクラリネットパート、さすがい音もきれいだし、リズムもばっちりあっていて、楽しめました。あ・・、あんな風に吹けたら・・・。

charles_russo.jpg  オークションでたまた見つけたCDですが、なかなかよい演奏でお気に入りです。モーツァルトとウェーバーの5重奏で、ライブ録音です。


 クラリネット奏者Charles Russoは、アメリカの奏者でかなりの年配ですが、Manhattan School of Musicの先生をしているようです。

 このスクールのサイトを見ると、有名なチャールズ・ナイディックもいますが、4人ほどのクラリネット講師のなかで、このRussoが長老格だと思います。

 この人の音色はフランス系のとても柔らかで軽やかで心地よく響きます。少しビブラートもつけていますが、問題有りません。

 アメリカの現代奏者の音色はあまり好きではありませんが、この人は、まだヨーロッパ系の音色が残っている世代です。おそらくこの録音も1960年代あたりのかなり古いものだと思います。
 
 モーツァルトも大変よいですが、特にウェーバーが、テクニックもすばらしく、ウェーバーの5重奏の良さが最大限に発揮されている感じです。聞いてハッピーになれる演奏です。

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