マウスピースとリガチャー

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 定期演奏会でのマウスピース関連セッティングは今まで同様、結構苦労しました。


 リードはヴァンドレンRue Lepic56の固さ3、マウスピースはB40プロファイルと紐リガチャーで最初は吹いていました。そのあと、リガチャーを替えたり、マウスピースを去年使ったクリスタルに替えたりと迷っていました。
 
 最終セッティングは、マウスピースは標準のB40、リードは固さ3の柔らかめリードを選択。そして、リガチャーは写真に写っているヴァンドレンのオプティマムです。

 ただし、オプティマムの取り付け方向が通常と違い、反対向きに取り付けてます。いわゆる逆ねじタイプの使い方です。オプティマムは、ねじが自分に見えるように取り付けるのが本来の使い方です。

 このセッティングのおかげで、ヨーゼフをうまくコントロールできるようになりました。通常向きだと音が拡散しすぎる感じですが、この向きだと割とフォーカスされて絞られるような感じ。

 残念ながらこの使い方は、私のオリジナルではありません。演奏会の2週間ほど前に、フランスの名人ポール・メイエのリサイタルをテレビで見ていたら、リガチャーががオプティマムに似ているのに気づきました。しかし、どうも向きが??と思ってよく見たら、このセッティングだったのです。

 おっ、これは!!と思って、すぐに楽器を取り出して試したら、Very good!! しばらくこのセッティングでいけそうです。

 今回はメイエ様に感謝しないといけません。ただこの向きだとねじが左手方向にあるので、調節しにくいです。このねじは外れないので、自分で向きを変えることはできません。メイエのは、ねじがちゃんと右手方向にありましたので、特注したのか、あるいはねじを外す裏技があるのか・・。

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このページは、が2009年10月 5日 00:53に書いたブログ記事です。

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