導入時、最初に指紋登録をし、Windowsのユーザー名と、パスワードを登録すればOKです。これは問題なくできます。
登録後再起動すると、Windowsのユーザー認証画面の代わりに、指紋照合の画面が出ますので、登録した指を照合装置において、照合します。指紋照合でき、PC画面が表示されたときは、感動すら覚えました。
大事なのは照合時の指の置き方で、照合できるようにきちんと指を置かないといけませんが、慣れてくるといい加減になり、照合できず指を何回も置き直すようになりました。
これが問題です。はっきり言って、1回で照合できず何回も指を置くのが苦痛になります。結局、パスワードを自分で入力するのが、はるかに確実だと思いました。
そこで思うのが、PCを使ったいろいろな機能のうち、一般のユーザーには、あまり普及しないものがあることです。
一つは、自分の声でPCを操作したり、文字入力したりできる音声認識です。やろうと思えばできるのですが、現実には、普通の人は使いません。 なぜか? 留守番電話に伝言を入れるかどうか、考えてみればすぐわかります。
もう一つは、いわゆるテレビ電話。携帯電話や、PCのメッセンジャーソフトを使えば、簡単にテレビ電話ができますが、実際には遠距離恋愛などのようなケースでしか使われていない。
この指紋照合も、どうやらそういうものになりそうな・・・。
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