立花隆が1996年に東大で行った講義を元に、書き下ろした本です。
まさに「脳を鍛える」です。文化系、理科系にまたがるいろんな「興味」がないと、読み通すのも大変でしょう。
随所に、大学の「知」のレベルを批判するところがありますが、現在の社会は根本的なところで、サイエンスとテクノロジーが動かしているのに、文化系の学生のそれに関する知識は驚くほど低い水準にある・・、というのは私自身、そのタイプだったので・・・全く同感です。
私は大学卒業後、仕事の関係で、以前よりはサイエンスやテクノロジー関連の話が理解できるようになりましたが、アインシュタインの相対性理論なんてのは、いまだに????です。
でも、この本のおかげで、少しは「わかる」ように努力しないと、と思いました。
コメントする