ローマの歴史

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ローマの歴史
 11月前半は、特殊状況により本を読む時間が多かったたので、何冊か読み終えることができました。そのうちの1冊、I・モンタネッリ著「ローマの歴史」です。

 かなり前に購入したものですが、ようやく読み終えました。塩野七生の「ローマ人の物語」の7巻までを読んでから、ローマ帝国のおもしろさがわかり、今回の「ローマの歴史」はあっという間に読めました。
 

 そのものズバリ、ロムルス兄弟がローマを作った伝説から始まり、西ローマが滅びるまで、あしかけ1,000年の歴史が、文庫本1冊にまとめられています。

 正統的な学者スタイルの歴史ではなく、どちらかというと中丸明著「絵画で読む聖書」のスタイルです。挿絵や写真のようなものは全く入っていませんが、人物の評価や描き方がおもしろく、わかりやすいです。

 ローマに関する映画や(たとえば、リドリー・スコット監督の「グラディエーター」)を見るときに、関連する箇所を読むと大変参考になると思います。

 ただし、護民官や執政官、ハンニバルやスキピオなどなど、ローマに関する知識がある程度はないと、読んでもおもしろくないでしょう。

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このページは、が2006年11月15日 02:08に書いたブログ記事です。

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