鎖かたびらその1

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鎖かたびら

 今回は、私が最近買った新しいリガチャーの紹介です。最近といっても、すでに4ヶ月はたってますが、ようやくなじんできたところで報告です。長いので(1)と(2)に分けます。

 リガチャーというのは、もちろんマウスピースにリードを固定する役目をしているわけで、いろんなものがあります。一般的には楽器を購入したときについてくるものを使うわけです。ところが、このリガチャーを換えると、音色が微妙に変わってくるのです。

 私は長い間、チャールズ・ベイを使っていました。洗練されたシルバーのデザインと、リードの反対側でネジを締める構造が好きで、お気に入りでした。ところがさすがにガタが来て、ネジを溶接した部分からはずれかけてきたのです。それでしばらく楽器についていたリガチャーを使っていました。

 本当はバンドレンの新しいリガチャーを買うつもりだったのですが、楽器店になかなか入ってこなくて手に入らなかったのと、沖響のクラ仲間がリコーのリガチャーを試したところ、よかったという話を聞いたので、重い腰を上げて楽器店に行きました。

 リード以外の物を買いに楽器店に行くのは、久しぶりなので楽器を持たずに行くというミスをしてしまい、バンドレンのものもありましたが、結局試奏もせずに、リコーのリガチャーを買いました。何となくこのリガチャーの異様な外観に惹かれてしまったのです。

 写真を見るとわかりますが、リードを取り巻いているのは金属製の網とも鎖とも言えないものです。これをネジでしめる構造になっています。で、かのクラ仲間は「鎖かたびら」と命名したのです。最初はこの異様な外観におそれをなし、吹く気になりませんでした。しばらくしてから、おそるおそる使ってみました。

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このページは、が2004年11月23日 19:03に書いたブログ記事です。

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