NHKハイビジョンで、去年放送された「世界遺産イタリア1200キロ」の総集編を見ました。
南のアマルフィからイタリアの西海岸を北上しつつ、ローマ、トスカーナ地方のピエンツァ、シエナ、サン・ジミニャーノ、ポルトヴェーネレ、北イタリアのトリノ、オルタの8カ所。
これらの都市を8日間かけて、去年夏、生中継で紹介していたのですが、生中継をずっと見るのは大変なので、今回総集編で我慢。それでも計3回のべ6時間でした。(;´_`;)
アマルフィは、海岸の断崖にはりついた港町。ベネツィアやジェノバと並ぶ貿易都市だったらしい。レモンでも有名らしい。
トスカナ地方という言葉は、聞いたことはありましたが、今回はじめて、ローマから北の丘陵地帯のことだとわかりました。なだらかな丘陵地帯の風景がとてもきれいでした。
ピエンツァは、ローマ教皇が都市計画をして建設された都市。シエナはワインとカンポ広場で有名な町らしい。地下水路の話も結構おもしろい。
サン・ジミニャーノは塔がたくさんある町で、有力市民が競って高い塔を建てたらしいです。ポルトヴェーネレはこれも海岸の要塞都市。
北イタリアのトリノ。ごぞんじ冬季オリンピックの開催地。ちょうど今日オリンピックが終了するわけですが、映像は夏のトリノでした。
トリノについても今まで何も知らなかったのですが、近代イタリア統一の中心地だったようです。王宮を中心として、市街地の東西南北に王族に関連する施設が計画的に配置されたというのがすごいです。チョコレートやアイスクリームの発祥地?らしく、甘い物がおいしいところのようです。
北イタリアのオルタ湖周辺には、サクロ・モンテ(聖なる山)という、キリスト教の聖地がたくさんある。個々のサクロ・モンテには、人形を多用してキリストや聖者の生涯を教える礼拝堂がいっぱいあり、それらを順番に回る巡礼や観光でにぎわっている。
イタリアは世界遺産がもっとも多いところだそうです。考えて見ると、ローマ帝国やルネッサンスはイタリアですから、当然なんでしょうね。今までそんなにイタリアについては、興味がなかったのですが、今回の放送でイタリアに行ってみたくなりました。
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