ルーブル美術館特集

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サモトラケのニケ

 NHKBSデジタルで放送していた確かタイトルは「あなたの知らないルーブル美術館」でした。昨日、そのパート2を見たのですが、なかなかおもしろかったです。写真はサモトラケのニケ像です。

 内容は、サモトラケのニケの修復、ミロのビーナスの入手と修復されなかった経緯、シャンポリオンのエジプト古代文字ヒエログリフ解読とエジプト美術入手、「大作の間」といわれる展示室の経緯、フランス・ロココ絵画収集した町医者とルーブルへの寄贈、そして、西洋美術史における20世紀最大の発見と言われているラトゥールの絵画など。

 どれもおもしろい内容でしたが、写真のサモトラケのニケの修復については、発見された当時、ばらばらで翼も右側しかなかったのを、美術館の学芸員が、他のニケ像を参考に、翼などを復元したとのこと。当初は腕まで復元したが、やりすぎるのもよくないとのことで、今の形になったらしい。

 シャンポリオンが行ったロゼッタストーン・ヒエログリフの解読については、有名な話だと思いますが、あらためて感動。この功績をたたえてエジプト政府からフランスにオベリスクが贈られ、それがパリ市内の広場に建っているらしい。

 そして、ラトゥールの絵画、漆黒の背景に浮かぶろうそくの光とそれに照らし出される人の顔、このパターンがすごくよいです。ラトゥールについては今回初めて知り、大変得した気分です。

 メトロポリタンと大英博物館、故宮博物院については、以前BSデジタルで放送されたのを見て感動し、録画もしてますが、ルーブルは初めてです。あらためて規模の大きさと展示品の内容にびっくりし、NHKが以前出版したルーブルの特集本全7巻をオークションで入手しようと思ってます。

 もちろん、出かけて行って実際に見られたらよいのですが・・・。これらの特集をデジタルハイビジョン、100インチ画面で見ることによって、行ったような気分に浸ります。(^_^)b

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このページは、が2006年2月 4日 01:19に書いたブログ記事です。

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