今年のモーツァルト生誕記念、プラハで行われたコンサート、協奏曲を演奏するシャロン・カムです。割と最近の女性クラリネット奏者です。
楽器は、どうやらクランポンのフェスティバルのバセット・クラリネット。
彼女のCDは2枚持っていて、表現力に優れたよい演奏だと思うのですが、映像で見ると、右に左にしょっちゅう体ごと動くので、少し気になりました。また、同じ理由で、静止画像をデジタルカメラで写すのは困難(^^ゞ
去年NHK交響楽団の横川さんが同じようにバセット・クラリネットで吹く協奏曲を見ましたが、躍動感という点では、彼女が上かな?と思いました。
特に3楽章のテンポ感と、弦楽器との掛け合いの良さ、は感心しました。
ただバセット・クラリネットで吹く演奏は、耳慣れている(吹き慣れている)演奏と音域が違うので、所々で別の曲かと思ってしまいます。
さらに、A管より長くて重いはず?のバセット・クラリネットを、ストラップもつけずに、軽々と吹きこなしているのにはびっくりしました。
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