久しぶりにオペラ伴奏です。ドニゼッティのオペラ「愛の妙薬」伴奏オーケストラに加わります。
写真はその楽譜の1ページ目で、序曲の冒頭部分です。楽譜上はこれといって難しい部分は見えませんが・・・、画面左上に「in Do」と書かれた部分がわかりますでしょうか?
これがくせ者なのです。クラリネットはピアノやヴァイオリンなどと調性が違いますので、譜面上のドは、ピアノのシ♭になります。
で、「in Do」とか「in C」と書いてある譜面を演奏する場合は、ピアノと同じ調性で吹きなさいという指示なので、譜面のドを、レと読んで演奏しないといけません。
つまり、この楽譜の最初の音は、譜面上はファの♯ですが、演奏するときは、ソの♯と読まないと他の楽器と音が違うことになります・・・・。
オペラなど声楽付きの曲は、結構このような、「in Do」指定が多いので、楽譜を読むのに苦労します。今回のオペラは半分程度がこれなので、ちょっとした頭の体操、あるいは、ボケ防止になります。(^_^)b
コメントする