300万の懸賞最優秀論文

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 航空自衛隊の幕僚長だった人(名前がいかにも右翼系)の論文を読みました。**グループというホテル・不動産関係会社の主宰する懸賞論文で最優秀賞(賞金300万!)の論文です。

 まず、このような懸賞に航空自衛隊の№1の人間が応募し、さらに、その論文を最優秀に選ぶという過程は、誰が見てもおかしいですよね。

 会社または代表のあからさまな宣伝行為としか考えられません。そして、残念ながら極めて経費対宣伝効果が高い、優秀な企画!とも言えます。私も当該会社のサイトを見てしまいましたので・・・(;´_`;)

 ただし、立場を考えた場合、今回の1件は更迭ですまされるべきものとは思えませんね。

 現在の我が国の根幹に関わる問題について、国民及び政府を無用な混乱に陥れたということで、「懲戒免職」が妥当と思います。

 論文の内容は、いわゆる「自虐史観」批判です。

 ソ連やアメリカは完璧な詐欺師だし、中国(特に共産党)もかなり詐欺師である。純粋で正直で、アジアの発展のみ考えていた日本は、中国・ソ連・アメリカにだまされて、いやいや戦争に突入し、結果見事に負けてしまったと主張しているのです。

 はぁ~、この人たちの主張からすれば、大日本帝国は詐欺の被害者だったのですね。

 ところで、この論文の内容とほとんど同じ内容が、この会社のサイトの記事にありました。ということで、論文自体やらせっぽいわけです。

 とにかくこんな人が日本の防衛のトップにいたなんて、情けないかぎりです。くだんの詐欺師国家からは全く相手にされませんでした。どうせやめるのなら、現在進行形の詐欺を暴露して欲しかった。そうすれば少しは・・・。

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このページは、が2008年11月 2日 00:24に書いたブログ記事です。

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