2009年10月8日開催の演奏会録画を見ました。28歳にして名門ロサンゼルス・フィルの音楽監督に就任した、ドゥダメルの就任記念コンサートです。
曲目は、ジョン・アダムスのシティ・ノワールと、マーラーの交響曲第1番。シティ・ノワールは委嘱作品のようです。素晴らしかったのはやはりマーラー1番。
1楽章の静かな出だしから、4楽章の盛大なフィナーレまで、名門オーケストラの最良の演奏を引き出した素晴らしいマーラーでした。
ドゥダメルの前任は、エサ・ペッカ・サロネンだったと思いますが、一度録画を見たかぎり、とても厳しそうな雰囲気でした。
対照的にこの演奏は、楽団員も緊張の中に楽しんでいる雰囲気も見られました。このあたりが、ドゥダメルの特徴なのでしょう。
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