お客様からお願いされて、カシオのモバイルPC、FIVA(MPC-206)に、XPをインストールしました。
といってしまえば、簡単そうなのですが、なかなかハードル高かったです。
まずは、メモリーを128MBから、320MBに増設。これは、説明書がちゃんとあるので簡単な作業。
次に、BIOSアップデート。何とWIN98のシステムFDからでないと、実行できない。幸い保存していたWIN98起動FDから、システムファイルをコピーしたFDを作成し、どうにかアップデート完了。
次に、XPインストール。WINMEがインストールされている状況なので、アップグレードインストールは可能ですが、OSの違いが大きいので、通常は、WINMEを消去して、XPを単独でインストールするのがよいとされています。
これが、また大変。USBFDDとUSBCDDを使い、XPインストール用FD6枚とXPのCDを使って、作業開始。ところが、説明書をちゃんと読まずにやってしまったため、インストールファイルコピーまではいったのですが、再起動したときに、何と残っていたFIVA独自のリナックス用パーティションから、起動してしまい、どうしてもXPのインストールができない。
結局、もう一度FDD経由のインストール作業をやり直し、説明書通りすべてのHDDパーティションを削除して、どうにかインストール作業完了。
ところが、いざXP起動の時点で、OS起動選択画面が出てしまった。しかもXPが2つ。結局、最初のインストール作業により、一回XPをインストールしたことになっており、2つのXPを選択する画面が出てしまったのです。(^_^;)
Webで検索したところ、boot.iniを修正することで、この不具合を解消できました。ちゃんとこういう記録を残してくれた先人たちに感謝。
まだXPのSP2に切り替える作業が残っていますが、ここまでくれば一安心。