ど迫力一体型PCの欠点

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pc-vw900dd.jpg
 テレビ一体型?のど迫力PCです。NECのPC-VW900DD。私の姪の所有物ですが、使用中に自動終了するようになり困っているとのこと。


 ウィルス防止ソフトの有効期限が切れていたので、ウィルス感染を疑ったのですが、トレンドマイクロのオンラインスキャンでは異常なし。ただし、起動時に自動的に空白Web画面が表示され、ADZGALOREという表示がタイトルバーに出ています。

 どうやらスパイウェアのようで、個人情報を盗み出したり、他のスパイウェアを招待する悪いやつのようです。

 ADAWAREというスパイウェア除去のフリーソフトを入れて検索し、検知したものをすべて消したところ、起動時の画面は出なくなりました。

 しかし、自動終了の原因は、冷却ファンの空気取り入れ口が埃でふさがっていたことによるものだと思います。PC裏面の、本来「空気取り入れ穴」が見えるべきところが、埃で真っ白になっていました!

 こんな状態では、冷却空気は入りませんので、CPUが高温になり、CPU保護のためPCが自動終了あるいは強制終了になるのだと思います。実際掃除する前は、裏面はかなり熱がこもっている感じでした。

 電気掃除機を最高強度にしてガーッと埃を吸い取ったところ、本来の空気取り入れ穴が見えてきました(;´_`;)

 その後、いろいろ操作していますが、熱のこもりも少なくなり、動作も問題ないので、やはり原因は埃だったと思います。

 一体型PCは本体を小さくするために、部品がぎゅうぎゅう詰めです。しかし、CPUは高性能CPUを使いますので、内部の発熱量は相当なもので、冷却をうまく行わないといけません。

 本体裏面や周辺の掃除をこまめにし、壁とかに密着させず、なるべく冷却がスムーズに行われるよう配慮しましょう。
 

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このページは、が2008年9月19日 02:26に書いたブログ記事です。

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