2004年11月アーカイブ

 飯森範親指揮、県立芸大オーケストラで、メンデルスゾーンのオラトリオ「エリア」を聴きました。会場は沖縄市民会館。 実は、2月にも県立芸大の演奏会を聴きましたが、そのときは何を演奏したかも忘れてしまうくらい、印象の薄い演奏会でした。

 今回の演奏会は、いろんな意味で記憶に残る演奏会になりました。さすがにメンデルスゾーンの気合いの入った大作です。独唱8人、合唱、金管フル編成のオーケストラ。全部で48曲、第1部・第2部をあわせて2時間を超す演奏時間。合唱とソロ、重唱、オーケストラの掛け合いがとてもおもしろかったですし、演奏も良かったです。

2月から県立芸大オケ演奏会、グルッポ・ムジチーニオケや椿姫など見聞きしましたが、感想を書く余裕が無くて時間が過ぎました。

 今回は琉響の第2回定期です。会場は沖縄市民会館。プログラムは北欧物。シベリウスのフィンランディア、グリーグのピアノ協奏曲(ソロ岩崎セツ子)、シベリウスの交響曲第2番。指揮は大友直人。

久しぶりに琉大フィルの演奏会を聞きました。3年前に聞いたのは第30回でした。

 今回のプログラムは、バーンスタインの「キャンディード序曲」、ガーシュイン「パリのアメリカ人」、ドボルザーク「新世界」でした。会場は那覇市民会館。このプログラムを見て、「ほほー」と思った方も多いでしょう。

 沖縄唯一のフル編成プロフェッショナルオーケストラである、琉球交響楽団の第1回定期演奏会を聞きました。曲目は、ブラームスの大学祝典序曲、シューベルトの「未完成」、ブラームスの第1番というドイツ物プログラム。指揮は大友直人、会場は沖縄市民会館。

 3月の創立記念演奏会とはうってかわったプログラム。変わったのはプログラムだけでなく、木管楽器メンバーもほとんど地元メンバーになっていました。ということは、今回が真の「琉球」交響楽団ということでしょうか?

久しぶりに演奏会を聞きました。8月頃から自分の所属する沖響などの活動が忙しくて、あまり演奏会も聞きにいけずじまいでした。

 今回聞いたのは、県立芸術大学オーケストラです。曲目はベートーベンの第8番とプロコフィエフの第5番という聴き応えのあるプログラムでした。指揮は外山雄三。会場はコンベンションセンター劇場でした。

一昨年も沖縄に来た「チェコ国立ブルノ歌劇場」が今年もきました。95年から2年ごとに来日しているようです。今回はモーツァルトの「魔笛」です。

 今回も前回の「カルメン」同様、素晴らしい舞台でした。超一流のオペラ劇場ではないですが、オーケストラさえ滅多にこない沖縄で、このようなフル・オペラが8千円で見られるのですから、こんなよいことはありません。

 沖縄舞台芸術振興協同組合(SAPS)が主催した「祈り-inori-」を見ました。この団体は県内の演劇、演奏家、バレエなどの人たちが集まった組合です。メンバーには私もお世話になっている演奏家がたくさんいらっしゃいます。

 同組合のメンバー構成からもわかりますように、その事業内容は、単に演奏だけではなく、演劇やバレエも加味した総合的なスタイルです。今回の「祈り」は、その特徴を活かした公演だったと思います。

  一昨日のロイヤルチェンバーオーケストラに引き続き、堤俊作指揮ロイヤルメトロポリタン管弦楽団の演奏会を聞きました。オケの名前はプログラム上変わっていますが、実質ロイヤルチェンバーと同じです。 プログラムによりますと、通常はチェンバーで、大編成の場合はメトロポリタンになると書いてありました。ちなみに、「ロイヤル」はこのオケの前身が皇太子との関係が深いところからきていると思われます。

  堤俊作指揮、ロイヤルチェンバーオーケストラを聞きました。指揮者の堤さんは、私の所属する沖縄交響楽団でも客演指揮をお願いしており、一昨年バレエ音楽と第九を演奏しました。来年の1月にはヴェルディのレクイェムを 指揮していただく予定です。

 第6回沖縄市音楽祭の一環で開催された「ラ・ボエーム」を聞いてきました。会場は沖縄市民会館。ボエームはプッチーニの作曲した名作で、県内でもすでに2回上演されており、今回で3回目だと思います。前2回とも私の所属する沖響が伴奏しましたが、私も1回目の上演の際にオケピットに入っていました。

 琉球交響楽団旗揚げ公演聞きました。会場は沖縄コンベンションセンター。曲目はドビュッシーの「小組曲」、サン・サーンスのピアノ協奏曲第2番ト短調、フランクの交響曲ニ短調。指揮は大友直人。

 久しぶりにエミュ木管五重奏団の演奏会に行きました。このアンサンブルは県内唯一のプロフェッショナル木管五重奏団です。一昨年の演奏会では、ヒンデミットの五重奏が素晴らしい演奏でした。今回の会場は、パレット市民劇場。演奏曲は10曲。木管アンサンブルの演奏会としては結構多い曲目構成でした。

 今年初めての演奏会はワルシャワ交響楽団演奏会でした。掲示板にも書いておきましたが、「新世界」と「第九」というプログラムにいわゆる音楽通の方は抵抗を感じると思いますが、あえて足を運びました。

 久しぶりに、演奏会へ行きました。今年の県内最大のクラシックイベントといってもよい沖縄県立芸術大学のオペラ「魔笛」でした。会場は、沖縄市民会館。本格オペラは、久しぶりということもあってか、超満員で立ち見の方がずらっと並んでいたのは壮観でした。

 沖縄県立芸大の学生有志による木管アンサンブルを聴いてきました。ホールはパレット市民劇場。今回で第10回というのですから、結構演奏しているわけですが、なぜか今まで聞いたことがありませんでした。

 ジュラ・キシュピアノリサイタルを聴きました。ホールは沖縄市民会館。プログラムはシューマンの子供の情景、リストの巡礼の年第1年「スイス」より「オーベールマンの谷」、リスト「詩的で宗教的な調べ」から「葬送曲」、休憩をはさんでシューベルトのソナタ変ロ長調D.960でした。

 今年初めて聞いた演奏会は、沖縄県立芸術大学(以下、県芸)のオケでした。指揮は、手塚幸紀。曲目は、モーツァルトの交響曲第40番、ガーシュインのピアノ協奏曲、ストラヴィンスキーの組曲「火の鳥」(1919年版)でした。あとの2曲は恐らく県内初演だと思います。もし違ってましたらご指摘ください。

 今年聞いた最後の演奏会は、私の所属する沖縄交響楽団と県内合唱団の演奏するメサイア演奏会でした。本当はもっと聞く予定だったのですが、いろいろあってこれが最後になりました。

 さて、このメサイア演奏会は毎年恒例になっていて、すでに今年で27回目を迎えています。私も実は何回か出演しました。年末ということもあり、収入の中から福祉団体への寄付を行っていることも付け加えておきます。ソリスト・指揮者は毎年変わります。近年はなるべく県内の声楽家を起用する方向で選出されているようです。

 今年ももうすぐ終わりです。少し前に聞いた演奏会ですが、感想を書きます。旧ソ連に属していたリトアニアから来たオーケストラです。沖縄にくる外国オケといえばいつも旧東側のオケですが、やはり今回もそうでした。演奏曲目は、ベートーベン/エグモント序曲、チョルリョーニス/交響詩「森の中で」、ショスタコービッチ/交響曲第5番「革命」、指揮はヨザス・ドマルカス。

 芸術の秋にふさわしく今月はクラシックのコンサートが多いですが、仕事などでいけない場合がほとんどで、月に2つか3つくらいのペースがやっとです。「ムーの演奏会感想」もようやく10回を超えました。この調子で行くと、あと3回くらいかな。

 さて、今回は林峰男チェロ・リサイタルを聴いてきました。場所はシュガーホール。曲目は、ショパンの「序奏と華麗なるポロネーズ、ハ長調、作品3」、黛敏郎「BUNRAKU(文楽)」、プーランク「チェロ・ソナタ」、休憩を挟んでブラームス「クラリネット三重奏曲、イ短調、作品114」でした。

 今回は、ピアノです。私はピアノは全く弾けませんが、聴くのは大好きです。ということで、若干22才の高雄有希(ゆうき)君のコンサートを聴きました。パンフの写真は何となく女の子っぽい雰囲気で、?と思っていたのですが、これがどっこいなかなかの演奏でした。

 今回は、久々のプロのオーケストラです。プラハ室内管弦楽団演奏会を聴いてきました。確か前日は佐敷町のシュガーホールでの公演。今回は具志川市民芸術劇場。時間的に余裕があれば両方聴いて聴き比べをしたかったのですが。結局具志川のみを聴きました。

 フルートとクラリネットのデュオ・リサイタルを聴いてきました。フルートは石垣円、クラリネットは根間安代。二人ともエミュ木管五重奏団のメンバーです。このエミュ木管五重奏団は県内では唯一のプロの木管五重奏団です。私は去年彼らの演奏を聴きましたが、確かなテクニックとアンサンブル能力ですばらしい演奏をしていました。特にクラリネットの根間さんは、堂々とした演奏ぶりで、ひときわ目立つ存在でした。

 今月(8月)は、県内では演奏会を聴く機会がありませんでした。そのかわりアマチュアオーケストラのフェスティバル「全国アマチュアアマチュアオーケストラフェスティバル市川大会」を見に行きました。というのも来年は、沖縄でこの大会が開催されるからです。私の所属する沖縄交響楽団と県内のジュニアオーケストラがホストとなりますので、大会の模様を視察してきたというわけです。

 ジャジャーン。ビゼーの歌劇「カルメン」見ました。一言、素晴らしかったです。私はカルメンを見るのも聞くのも初めですので、他の公演との比較はできません。が、各ソロ歌手は我が国での最後の公演という疲れも見せずに素晴らしい歌を聴かせ、オケも全く隙のない演奏でこの情熱的なオペラを支えていたと思います。

 ベルリン・フィルを始め世界のトップオケが沖縄に来ることは、残念ながら今世紀中はなさそうです。しかし、その一部のメンバーで構成される室内楽なら沖縄でも鑑賞できます。今回は、ベルリン・フィルの弦楽器メンバーとフルートの首席奏者エマヌエル・パユのアンサンブルがやってきました。パユは、最近のベルリン・フィルの演奏をテレビで見た方ならおわかりのとおり、演奏レベルはもちろん、とてもハンサムなことで目立つフルートです。

 これまで載せました私の演奏会感想は、「素晴らしい」という感想がなくて、ちょっと寂しかったのですが今回は違います。バス、テナー、カウンターテナー、ソプラノ(順番が逆?)の4人編成のアカペラコーラス、「スコラーズ」を聞きました。会場はシュガーホール。

 那覇高校は私の出身高校です。今まで全然聞きに行っていなかったのですが、姪が出演するというので行ってきました。現在の高校生はどういう演奏をするのかというのも興味がありました。

 久々にピアノを聞きました。デニス・マツーエフは、去年のチャイコフスキー国際コンクール優勝者ということなので、聞きに行きました。紹介文によると身長194センチ!、24歳、サッカーが大好きだという。プログラムは、シューベルトのピアノソナタ第14番イ短調、リストのソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」、ラフマニノフの絵画的練習曲から3曲、チャイコフスキーの「ドゥムカ」、プロコフィエフのピアノソナタ第7番変ロ長調。

 2月の演奏会案内でトップに載っていた琉球大学フィルハーモニー管弦楽団の第30回定期演奏会を聞いてきました。会場は、具志川市民芸術劇場の響ホール。指揮は常任指揮者の家田厚志。プログラムはメンデルスゾーンの序曲「ルイ・ブラス」、ドボルザークのチェロ協奏曲、ブラームスの交響曲第4番という重厚なプログラム構成。チェロは、県立芸大助教授の庭野隆之氏。

 終わったー!!。私ムーの30年のクラリネット人生の中で、間違いなく最大のイベントの一つとなるモーツァルトの協奏交響曲演奏もついに終わりました。疲れましたが、終わった気分は最高でした。ふー!!

 いよいよ本番まで泣いても笑ってもあと3日。さすがに緊張感が増してきました。楽器やリードの調子は、まずまずだと思います。ところが、木管だけでさらったときは、割と緊張感無しに吹けるのに、いざオケとの合奏になると、緊張しまくり指がいうことを聞かなくなるのです。早いパッセージでミスばかりしでかしています。

モーツァルト協奏交響曲を吹く

本日初めてオケと一緒に練習しました。大変緊張し、途中から胃が痛くなりましたが、反面とても楽しく吹くことができました。やはりオーケストラの伴奏で楽器を吹くことができるのはすばらしいことです。

 何の因果か、40代半ばに至ってモーツァルトの協奏交響曲を吹く羽目になってしまいました。所属する沖縄交響楽団の第43回定期演奏会です。実は大学時代に練習のときだけ吹いたことがありますが、そのときはあまりさらいもせず、先輩の代わりに吹いただけでした。今回自分がソリストの一人として吹くことになり、プレッシャーが高まっています。

鎖かたびらその2

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「鎖かたびら」の使用報告です。まず、第1印象、「重い!!」。そりゃそうです。他のリガチャーと違って、マウスピースの周りをぐるっと金属の鎖で取り巻いているのですから。

鎖かたびらその1

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鎖かたびら

 今回は、私が最近買った新しいリガチャーの紹介です。最近といっても、すでに4ヶ月はたってますが、ようやくなじんできたところで報告です。長いので(1)と(2)に分けます。

段違い平行棒

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 私個人のミスの話が続きましたが、今度は私ではありませんし、ミストーンでもありません。「段違い平行棒」というタイトルで、ハハーンと思い当たる人はそういうミスを経験した人ですね。

痛恨のミストーンその2

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 次に大きなミストーンは、大学4年生(関西では4回生)のときです。これは練習の時でした。ブラームスの交響曲第4番終楽章、中間部でトロンボーンのきれいなハーモニーのあと、クラとオーボエが静かなソロの掛け合いをします。クラの2番目のソロで、レからシの音に上がるのですが、上がるときに音が見事にひっくり返ってしまい、キェ~~とこれまた大きな音を鳴らしてしまったのです。

痛恨のミストーンその1

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 最初はやはりミストーンから始めましょう。ところで、ミストーンとは何か?要するにピーとかキャーとか、けたたましく鳴る雑音のことです。リードミスともいいます。他の木管楽器にはありません。クラ吹きは一生悩まされるものです。私がこれまでに鳴らした一番大きなミストーンは、高校のときです。

自己紹介

mucl.gif  名前は、ムーと申します。ムー大陸などという大きなものではなく、本名の一文字をカタカナにしただけです。モーツァルトの200年後、そして楽聖ベートーベンの1日前(残念!)に、 ウチナーで生まれました。かなりの「白髪おじさん」になったので、そろそろロゴ・マークの絵をそれらしく変えないと・・・。

 クラリネットは、中学校、高校でブラスバンド、大学と社会人はオーケストラと、ごく普通の経路をたどりました。

 現在は、沖縄交響楽団のクラリネット吹き兼窓際役職(雑用係のようなもの)、パソコン教室ムーの先生ということになっております。

 所有クラリネットは、全部で10本。
  
  ヨーゼフ  B♭管及びA管(ヨーゼフは沖縄県の楽器メーカー)
  クランポン エリート最終型B♭管、エリート初期型B♭管  
  クランポン RCプレスティージュB♭管及びA管
  クランポン R-13 A管
  クランポン RC E♭クラリネット 
  セルマー バス・クラリネットlowCタイプ
  Rudolf Uebel A管  エーラー・システム、お遊び用。

 マウスピースVandoren B45Lyre、リガチャーVandorenオプティマム、リードVandoren-V12 3

 Websiteの公開は、教室ノートPCをサーバーとし、Yahoo!BB ADSLを使って公開しています。

 ドメインは、VALUE DOMAINで取得。サーバーの公開方法は「鷹の巣」の自宅サーバーを参考にしました。DNSサーバーもVALUE DOMAINを使っています。

Weblogの消滅

 先週あたりからWeblogの画面表示がおかしかったので、修正を試みました。半年近くも前に設置したので設置方法などすっかり忘れてしまい、いろいろ適当にやっていたら、エントリーの中身をすべて消してしまいました。(-_-;)
 今日1日かかってようやく再開です。トホホ・・・・。

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